回 | 内容 |
第1回 | 京都の伝統産業概略/講義計画~どんなものを、どんな人が、どんなところでつくっているのか。行政の施策。 全講義の概要説明。(辻) |
第2回 | 西陣織の伝統と今日性①~古典のモチーフを先端の技術で表現~ITと手織りのコラボで完成した「源氏物語絵巻」。 (西陣織紫紘代表) |
第3回 | 西陣織の伝統と今日性②~西陣から世界の織りを。蚕から始める最上の織り。世界に通用する織りを。ラオスでの試み。 (西陣織紫紘代表) |
第4回 | 京都の伝統産業①~染織から映画まで―「不易流行」の京都の伝統産業。古いものが時代とともに進化する不思議な風土…。(辻) |
第5回 | 京都の伝統産業②「舎密局(せいみきょく)」の時代~明治初年、京都の伝統産業の近代化を推進~人材育成と欧化勧業政策。ここに古くて新しい伝統産業の秘密がある。(辻) |
第6回 | 京都の伝統産業③~京都の近代化で活躍した人物と「お雇い外国人」の役割。レオン・デュリーとG・ワグネルを中心に。 (辻)
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第7回 | 新しい和菓子の世界~あんこから現代的なスイーツが生まれる。季節感、銘の大切さ。そのアイデアと実演 (和菓子アーティスト) |
第8回 | 京の漆工芸① 京伝統の漆は日本が世界に誇る塗りの技。 (漆工芸作家)
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第9回 | 京の漆工芸②~漆の仕事から環境問題も見えてくる。化学塗料とは違うエコがある。 (漆工芸作家)
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第10回 | 京都の陶磁器~伝統の粟田焼。ジャポニスムの代表的存在で世界中に知られながら、今は廃れた粟田焼の特徴と歴史、技術。 (粟田焼窯元)
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第11回 | 京都の焼き物の歴史~明治の近代化と海外市場進出を中心に。松風(しょうふう)から京セラ、村田製作所。茶碗とセラミックの歴史。 (辻)
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第12回 | 京都の染色の現代性と国際性~友禅染と現代染色―京染の魅力。着物から著名ホテルの内装まで手がける。 (染色作家)
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第13回 | 京の装束文化~狩衣や十二単、衣装で王朝文化を体験する。日本独特の作法、所作を学ぶ。 (老舗装束司)
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第14回 | 京都の木工芸はクール~桶がシャンパンクーラーとなり世界で人気。グローバル感覚で手桶も最新モードの容器に。 (木桶職人)
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第15回 | まとめ~伝統産業と先端産業が共生する京都~世界が注目する文化にまで高まった独特の産業風土 (辻) |