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講義名 日本語学研究Ⅱ
開講責任部署 花園大学
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2 時間 0.00
代表曜日 月曜日 代表時限 3時限
科目ナンバリング

担当教員
職種氏名所属
選択なし◎ 橋本 行洋(文)専任教員

授業の概要 “誤用”ないし“ことばの乱れ”としてしばしば取り上げられる現代日本語の諸事象について、これを日本語史上に位置づけることを目的とする。
授業計画表
内容
第1回「新語」をどう捉えるか:新語と“新語意識“について
第2回〈ら抜きことば〉の構造(1)
第3回〈ら抜きことば〉の構造(2)
第4回〈ら抜きことば〉の成立と展開(1)
第5回〈ら抜きことば〉の成立と展開(2)
第6回〈ら抜きことば〉の成立と展開(3)
第7回〈ら抜きことば〉から〈れ足すことば〉へ
第8回〈れ足すことば〉の構造と普遍性(1)
第9回〈れ足すことば〉の構造と普遍性(2)
第10回類型論から見た〈れ足すことば〉
第11回〈さ入れことば〉成立史(1)
第12回〈さ入れことば〉成立史(2)
第13回〈さ入れことば〉成立史(3)
第14回新語の史的研究について(1)
第15回新語の史的研究について(2)
第16回筆記試験
授業のテーマ及び到達目標 ことばの“誤用”とされる現象を、言語研究の対象として取り扱うにはどのような姿勢、方法で臨むべきか、その基本的姿勢と実践のあり方に対する理解を目標とする。
成績評価方法及び留意事項 定期試験(筆記)により評価する。
参考文献 講義中に適宜指示する。
テキスト 使用しない。適宜プリントを配布する。配布プリントは教科書の代用であるから、受講に際しては以前の配布分も全て持参すること。
準備学習の内容 授業では、「授業計画」に示したように、なるべく身近な語・語彙を取り上げて講義を行う方針である。したがって、受講者も自らのことばに対する意識を顧みながら講義に臨み、日常生活の中でも講義内容に関わりのある現象がないか、注意を払ってもらいたい。