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講義名 社会福祉学演習AⅢ
開講責任部署 花園大学
講義開講時期 通年 講義区分 講義
基準単位数 2 時間 0.00
代表曜日 月曜日 代表時限 2時限
科目ナンバリング

担当教員
職種氏名所属
 ◎ 梅木 真寿郎 

授業の概要  子ども家庭福祉に関する現状と課題について、基礎的な統計資料や文献等に親しみ、その過程で興味・関心をもった事項について、主体的に取り組み理解を深めていきます。また、グループによる研究報告とディスカッションを通じて、課題の共有化を図ります。
 そして卒業論文を視野に、文献検索・文献レビュー・レポートの作成を行うとともに、論文を書くことの意義について学びます。
授業計画表
内容
第1回オリエンテーション
―演習を通じた研究の進め方について
第2回子ども家庭福祉をめぐる現状①―「私」が感じている課題(ブレン・ストーミング)
第3回子ども家庭福祉をめぐる現状②―「私」が感じた課題の根拠とは(エビデンスの提起)
第4回子ども家庭福祉の研究分野別のアウトラインー個人研究発表に向けたイントロダクション
第5回子ども家庭福祉の歴史的過程①-堕胎・間引き、捨子
第6回子ども家庭福祉の歴史的過程②-社会的養護の必要性とは(石井十次と岡山孤児院)
第7回子ども家庭福祉の歴史的過程③-子どもの貧困と保育の社会的意義(富田象吉と石井記念愛染園)
第8回子ども家庭福祉の歴史的過程④-障がい児の発達保障(糸賀一雄と近江学園)
第9回子ども家庭福祉の歴史的過程⑤-児童労働の弊害(ロバート・オーウェンと幼児教育)
第10回子ども家庭福祉の歴史的過程⑥-子どもの世紀と子どもの権利(エレン・ケイとコルチャックが求めたもの)
第11回子ども家庭福祉の抱える現代的課題
第12回論文・レポートの書き方①
-文献レビューについて
第13回論文・レポートの書き方②
-論文の構造について
第14回夏期休暇中の課題レポートについて
第15回前期まとめ
第16回子ども家庭福祉の制度的枠組み①-子ども・子育て支援について
第17回子ども家庭福祉の制度的枠組み②-児童虐待ソーシャルワークとスクールソーシャルワーク
第18回子ども家庭福祉の制度的枠組み③-少年非行への取り組み
第19回夏期課題の報告とグループディスカッション①
第20回夏期課題の報告とグループディスカッション②
第21回夏期課題の報告とグループディスカッション③
第22回夏期課題の報告とグループディスカッション④
第23回夏期課題の報告とグループディスカッション⑤
第24回夏期課題の報告とグループディスカッション⑥
第25回夏期課題の報告とグループディスカッション⑦
第26回夏期課題の報告とグループディスカッション⑧
第27回夏期課題の報告とグループディスカッション⑨
第28回夏期課題の報告とグループディスカッション⑩
第29回卒業論文のテーマ設定について
第30回後期まとめ
授業のテーマ及び到達目標 テーマ 「子どもの最善の利益とは何か」ということについて、思想史的背景を理解するとともに、児童虐待(含:DV)・少年非行・障がい児の発達保障、子どもの貧困等の現代的諸課題が生起するメカニズムについて考えます。
到達目標 自らの研究テーマにおける問題の所在を理解し、卒業論文の執筆に向けての社会的意義を提起できることとします。
成績評価方法及び留意事項 出席することを前提とした受講態度(50%)
課題レポートの提出と報告(50%)
参考文献 必要に応じて、適宜指示します。
テキスト 必要に応じて資料を配布します。
準備学習の内容 適宜指示します。